スマトラ島北西部ラウト・タワール湖周辺、タケンゴン町小規模生産者のコーヒーが集められるロット。
インドネシアのコーヒーは「スマトラ式」と言う他の産地とは少し違う精製方法で作られています。
★スマトラ式の精製方法
真っ赤なコーヒーチェリーの果肉を剥くと「パーチメント」 という外殻がありまして、その中に生豆が入っています。一般的なコーヒーチェリーの精製方法はパーチメントの状態で 水分含有量を16〜18%程度まで乾燥させ脱穀を行いますが、スマトラ式では水分含有量50%程度の状態でパーチメントを脱穀し、生豆の状態にしてから再度乾燥を行います。
インドネシアの高温多湿な気候風土ではパーチメントで乾燥を行うとカビや腐敗といったダメージの発生が懸念されますので、こういった方法が選択されているようです。
クリーミーなボディ、オレンジを思わせる風味やスパイシーな風味、甘みも感じられる特徴的なコーヒー。